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お詫びと訂正

まずお詫びします。駒大苫小牧の一件に関して「体罰に賛成」と書きましたが、ボクも全面的に賛成しているわけではありません。不当な理由で生徒を殴る暴力教師や、物心のつかない幼児を虐待したりするバカ親は許せません。なので「体罰容認派」と書くべきでした。職業や年齢に関係なく、相手がケガをするほど殴ったら、それは体罰ではなく暴行・傷害です。
「体罰」の認識は人によって異なると思いますが、今、新明解さんで調べたところ「言うことを聞かなかったり、悪いことをしたりした子供に対して、教育的見地から立たせたりぶったりして苦痛を与える罰」とありました。で、どの程度の苦痛を与えることが体罰にあたるかが曖昧なので、悲しい事件も起こってしまうのでしょう。結果、日本では法的に禁止されるようになったのだと思います。でも、容認されるべき体罰もあるのでは…というのがボクの考えです。全面的に禁止するまえに、そうした分別は大人自身が持っておかなければならないと思う。また、子供の性格も千差万別なので、人によって与えるべき罰というか指導法も変えるべきだと思う。無論、言葉で諭すのが一番でしょうが、頭より身体のほうが伝わるってこともあり得ると思うのです。
教育現場で、とても教育的見地に立っているとは思えない行為をする教師がいるとしたら、教師間においてそいつを制裁すべきだし、そもそもそんなやつを採用するのがおかしい。解雇すべきだと思う。そいつこそ殴り倒すべきだと思う。これは推測なのですが、今の若い先生のなかには、親にも先生にも怒られることなく育った優等生タイプが多いため、痛みがわからず、誤った体罰をしちゃう先生とかが出てくるのではないかと。
中学時代、生徒のお尻をぶつためのシゴキ棒を用意している先生がいました。ああいう予告アリの安全な体罰だったらいいんじゃないかなぁ。高校時代には、教室が騒がしくなるとヒステリックになって、生徒にチョークを投げつける女の先生がいました。もし、誰かの目に命中したりしていたら、即刻処分を受けてたんでしょうね。当然、みんなで抗議して、他の先生にチくったりもしたので、少しは改心したみたいで、その後は投げ方に工夫が見られましたし、ボクらもチョークが飛んでくる瞬間を予知できるようになりました。どちらの先生もそんなに人気はなかったんけど(むしろ嫌われていた)、生徒に嫌われないためにジョークを連発して、生徒の非行を黙認するヤワな先生よりはカッコよかったと記憶しています。ガンコ親父や怖い先生が少なくなった今、子供たちの未来に不安を覚えます。

コメントをいただいた方、ありがとうございました。教育関係に携わる皆さん、ボクの誤解・認識不足でしたらお許しください。あくまでも子供を持っていない世間知らずの毒男の私見です。
by mulamoto-ex | 2005-08-24 03:10
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