約10年ぶりに上海を訪れました。
出発した日は、大雪の翌日。
羽田空港が閉鎖状態になり、7時間待たされました。
到着後、最初に訪れたのはここ。
というか、僕の上海の旅は、いつもここから始まります。
外灘の美しい夜景は健在。
これを眺められただけで、来た価値はあったかも、と思えます。
向こう岸・浦東の夜景は、ますます煌びやかになっていました。
さらに開発は進んでおり、
今年度中には中国で最も高い「上海中心大厦」というビルも完成するそうです。
現在、最も高い「上海環球金融中心」というビルの高層階
パークハイアットのカフェに行ってみたのですが、
あいにくの悪天候で、絶景ならぬ白景しか見えませんでした。
上海を訪れるのは4回目。
とくに理由はないのですが、あまり好きにはなれません。
むしろ都会化が進み、便利になり、
人々のマナーが良くなるにつれ、ますます面白味に欠けてきたような…。
ワクワクしないというか、ドラマティックじゃないというか…。
というわけで、今回は、
上海からバスで1時間30分ほどの西塘という水郷の街まで足を伸ばしてみました。
一見とても風情があります。ノスタルジックです。
水路に面した長屋にある屋根付き廊下が特徴だそうです。
「煙雨長廊」というそうです。
街の中はこんな感じ。
昔ながらの町並みを残していますが、
土産店、食堂、旅館ばかりです。
しかも、ほとんど似たり寄ったりの店と宿です。
夜には提灯に灯りが入り、いい雰囲気になるそうです。
こんな細い路地があったりします。
こういうのは、わりと好きです。
建物に入って見下ろすと、こんな感じ。
わりと好きです。
人も、犬も、のんびりしていました。
ここは、まだ昼寝の習慣が残っているようで、
昼下がりはとても静かでした。
観光地化によって、町の人たちは豊かになったのでしょうね。
周りには、どんどん新しい建物が建ち始めていました。
良いことだと思います。
古き良きものを大切にしつつ、みんなで豊かになりましょう。